- 【推しの子】が打ち切りだった可能性
- 【推しの子】が打ち切りだったと言われている理由
- 【推しの子】のキャラやシーンの魅力紹介
芸能界の嘘と闇を描いた赤坂アカ×横槍メンゴの大人気漫画『【推しの子】』。
アニメだけではなく実写映画・ドラマ・舞台…と多方面のエンタメに広がりを見せています。
そんな【推しの子】原作漫画は2024年11月に完結していますが、終わり方が「打ち切り完結だったのでは?」と話題になっています。
結論、【推しの子】は打ち切り完結だった可能性は低いと考えられます。
本記事では【推しの子】打ち切りだった可能性は低い理由と「打ち切りだった」と読者から言われている理由についても解説します。
推しの子が打ち切りエンドだった可能性は低い!

ずばり、推しの子の最終話が打ち切りエンドだった可能性は低いと思われます。
- アニメ版EDの伏線
- 最終話への盛大なカウントダウン
漫画版のクライマックス、星野アクアの死亡シーンと、アニメ1期版ED「メフィスト」の映像が一致していることが話題になりました。
この描写の一致により【推しの子】のラストはアクアが復讐を遂げたあとに死亡する結末は決まっていたものと考察しました。
また2024年7月頃から最終章の宣伝や最終話までの大々的なカウントダウンも行われていたので、【推しの子】の着地点は早くから決まっていたと考えられます。
しかし、多くの読者が「推しの子は打ち切りみたいなラストだった」と言っているのも事実です。
なぜ推しの子は「打ち切りのようだ」と言われているのでしょうか?
漫画推しの子が打ち切りと言われる理由3選

【推しの子】は打ち切り完結だったと言われる理由は3つあります。
- 終わり方が雑すぎたから
- 回収されていない伏線が山ほどあるから
- 次回作への言及があったから
①終わり方が雑すぎたから
漫画【推しの子】の最終章は「あっけない」の一言につきる結末となりました。
【推しの子】は最終話、物語の主人公「星野アクア」が復讐を遂げ、なんとそのまま死亡。

転生せず。
あっけに取られた読者を横目に、アクアの葬式も終え、前に進むルビーらのダイジェスト描写で唐突に幕を閉じました。
前に進む描写があまりにも簡略化されすぎていて切なかった…
黒幕は死亡したので物語としては一件落着です。
しかし、あまりにも駆け足だった最終話に「消化不良」「打ち切りと言われたら納得」と不満の声が上がりました。
②回収されていない伏線が山ほどあるから
【推しの子】には、物語の途中で数多くの謎や伏線が張られていました。
しかし、最終回までに回収された伏線はごく一部であり、多くの伏線が未回収のまま放置されています。
- 謎の少女「ツクヨミ」の正体
- 目に星を宿す理由、条件などの秘密
- 序盤のインタビューと本編の関係性
など…
このような伏線未回収の状態に対して「風呂敷を広げすぎ」「投げっぱなし」といった批判の声が上がりました。
③作者が次回作へ意欲的だったから
【推しの子】が打ち切りだったのでは?と言われる理由は最終話公開日の発表にも
『推しの子』の最終話公開後、同日に原作者の赤坂アカ先生の次回作発表がありました。
しかし、これは読者にとって大きな失望となりました。
なぜなら、多くの読者は【推しの子】の物語を綺麗に完結させてほしいと思っており、新たな物語を始めることを望んでいなかったからです。
駆け足で終えた【推しの子】の最終章公開後、すぐの次回作発表ポスト。
このような次回作への言及に対して「もしかして飽きたから早めに終わらせた?」といった憶測も広がりました。
このように、さまざまな理由とタイミングが重なった結果、結末に納得がいかず「推しの子の結末は”打ち切り”だったのなら納得できる」と多くの読者は思ったようです。



アクア死亡後のエピソードも、時間をかけて丁寧に描いてほしかったね…。
漫画【推しの子】の魅力について徹底解説!


打ち切りエンド疑惑が浮上した【推しの子】ですが、漫画版には魅力満載です。
そんな【推しの子】の見どころを解説していきます。
転生した2人の心理描写が魅力
芸能界を舞台に「嘘」と「愛」をテーマとして描かれた【推しの子】は、一度死んでアイドルの子供として転生した主人公2人の心理描写が魅力です。
特に12歳の若さで病死、第二の人生を”推し”の母と同じアイドルとして歩む星野ルビーの心の動きはとても繊細に描かれています。
第122話『せんせ』でアクアが自身の前世(ゴロー)をルビーに明かす場面は感動的でした。



前世から見守っている読者視点だからこそ、現在と繋がる展開はグッときた!
2人が『推しの子』としてどんな第二の人生を歩むか。
その揺れ動く気持ちや葛藤を見守り、考察できるのが【推しの子】の人気の理由のひとつです。
推しの子の名脇役「有馬かな」


【推しの子】は全ての登場人物のキャラが立っていることも人気の理由ですが、特に話題に上がったのは「重曹ちゃん」こと有馬かなです。
アクア、ルビーらと同年代で幼少期から彼らのライバルとして登場。
殺人や復讐など、シリアスな要素多めの【推しの子】の空気を和らげるキャラクターとして人気がありました。
星野アクアとの恋の行方も注目されており、死亡フラグも立っていた有馬かな。
最終話手前でのアクアに対する衝撃的な行動も注目の的になりました。
アニメ・ドラマ・映画・演劇と幅広く展開中
【推しの子】はアニメの他にドラマ・映画・演劇と実写化作品が続々登場しています。
アニメ版は2026年にスタートする第三期の公開が待ち望まれています。
漫画【推しの子】は打ち切り完結?まとめ
数ヶ月前から大々的に最終話へのカウントダウンをしていた【推しの子】は打ち切りだった可能性は低いです。
しかし、最終話のストーリー展開の忙しさと未回収の謎が多く残されたラストは、多くの読者にもやもやを残し「打ち切りなら納得」といわれています。
【推しの子】は一人一人の個性的なキャラが魅力の作品なので、最後まで丁寧に描き切って欲しかった……!
回収しきれていない伏線があるとはいえ、4年連載が続いた【推しの子】は第1話から読み返すと新たな発見があって面白いです。
気になった方は、また初めから読み返してみてくださいね。
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